15年のセンバツで東海大札幌(当時東海大四)を準優勝に導いた大脇英徳監督(49)が27日、退任を発表した。後任は東海大相模コーチ時代の21年にセンバツ優勝を経験した遠藤愛義(なるよし)部長(39)で、27日から監督として指導を開始した。

大脇前監督は、東海大四の選手時代に、主将・4番・捕手として93年夏の甲子園に出場。東海大、社会人野球のNTT東日本を経て、00年に母校の部長に就任した。04年7月からは監督を21年間務め、センバツ準優勝のほか、14年は夏の甲子園(2回戦敗退)に出場。プロ野球選手では、日本ハム伏見捕手・今川外野手、阪神門別投手らを育て上げた。

昨春、次期監督候補として、同じ東海大で故・原貢監督(享年78)から指導を受けた、後輩の遠藤氏を東海大相模から招聘(しょうへい)。1シーズンが過ぎて遠藤氏と選手との関係性が深まったことから、以前から理想に考えていた「東海大札幌野球と、東海大相模野球の融合」(大脇前監督)の実行を決断した。

今後も大脇氏は総監督的な立場で選手の進路サポート、東海大との高大連携などの業務にあたる。「より広い視点から大学・高校の野球部に関わっていきたい」と、将来的な活動に意欲を見せた。【中島洋尚】