初出場の南北海道代表・札幌日大が京都国際に3-7で敗れ、初陣初勝利には届かなかった。

先発した左腕エース小熊梓龍(しりゅう)投手(3年)は、初回に4失点するなど4回途中7安打7失点。打線も12安打で3点を挙げたが、初回の失点が響き、追いつけなかった。菊地飛亜多主将(3年)を中心に創部38年目でたどりついた甲子園。初白星への挑戦は後輩たちに託された。

三塁側アルプススタンドは1200人以上の札幌日大応援団で埋め尽くされた。初代理事長の故浅利徹さんの妻恵美子さん(82)は遺影とともに観戦。白老町内の自宅から7日に現地入りした。森本琢朗監督(43)は南北海道大会での優勝後、白老内町内にある浅利さんの墓石に手を合わせ、甲子園出場を報告していた。「長い間、夫の念願だったので。『いつか甲子園に行きたい』って言っていたので。生きていたらどんなに喜んでいたか」と恵美子さん。亡き夫が見たかったであろうナインが聖地でプレーする光景を、代わりに目に焼き付けていた。

大会前にナインと交流した箕面自由学園のチアリーダー部も友情応援に駆けつけた。