西武の村田怜音内野手(24)がピンク色のアイブラックをしてグラウンドに姿を見せた。
村田だけでなく、西武や相手中日の選手たちにも同じ顔が多い。村田は「これ、シールです。アイブラックの効果はないみたいで。付けてる感覚もほとんどないんですよ」と笑う。
母の日。各地での1軍戦でグラブ、バット、リストバンドとピンク色に染まり、プロ野球選手たちが母に感謝を示した。
球界関係者によると、2軍公式戦は各メーカーが提供するピンク色の道具は使えない取り決めになっているという。代わりにいわば“アイピンク”で感謝を表現した。
村田は前日9日の中日戦(カーミニークフィールド)に三重県から母がやって来て、観戦したという。「打ちたかったんですけど、(中日)涌井さんのタイミングの外し方がすごくて」と凡打が続いた。「昔から母親が見に来てくれた試合、なかなか打てないんですよ」と苦笑いする。
母はまだ三重に戻らず、この日は自宅の片付けを手伝ってくれているという。自身は3日のファーム・リーグ交流戦の楽天戦(森林どり泉)では2打席連続本塁打。持ち前の飛距離を取り戻しつつある。それも周囲の支えがあってこそ。「子どものころから支えてくれて。感謝しています」。恩返しへ。チャンスをつかみたい。【金子真仁】



