今春センバツ準優勝で、今秋ドラフト1位候補の最速151キロ右腕・今朝丸裕喜投手(3年)を擁する報徳学園(兵庫)が、初戦で敗れた。
初回から大社(島根)に先手を取られた。今朝丸が3安打を浴びて失策も絡み2点を失う。7回にも4連打で1点を奪われて降板。「立ち上がりは力んだ部分があった。立ち上がりが悪いのでそこは狙われた。反省していこうかなと思います」。6回2/3を投げて8安打3失点と自身初めてとなる夏の甲子園のマウンドは、途中で降りる結果となった。
打線も大社の先発左腕・馬庭優太投手(3年)に苦戦。0行進が続く中で、7回に1死二、三塁の反撃機をつくったが、後続が断たれた。
9回に1点を返したが、反撃も及ばなかった。ただ試合後の今朝丸に涙はなし。「表情はあまり出したくなかった。気持ちはめっちゃ悔しい気持ちでした」と本音も漏れた。それでも「目標にしていた夏の甲子園に出れたのが一番大きい。自分としては笑って終わろうかな」と表情を崩すことはなかった。
今後は高卒でのプロ入りを目指し、プロ志望届も提出する予定。「プロで勝てる投手になりたい」と先を見据えた。
報徳学園は23、24年と2年連続でセンバツ準優勝。夏は6年ぶりの出場だった。夏の初戦敗退は07年以来、17年ぶりとなった。

