中京大中京の背番号20で最速149キロの宮内渉吾(しょうご)投手(2年)は8回から登板した。
登板前には、高橋源一郎監督(44)とグータッチを交わし、聖地の初マウンドへ向かった。8回先頭に四球を与え投犠打で1死二塁を招いたが、フォークを駆使しながら後続を2者連続三振。無失点で切り抜けた。「今日は落差があって調子が良くて、追い込んだら使いました」。
しかし、2-3の9回、先頭の入耒田華月(いりきだ・かつき)外野手(2年)に142キロ直球を打たれ、右翼へのソロ本塁打を許した。「自分のボールは投げられた」と振り返ったが、「少し浮いてしまったのでホームランにされた。低めに投げたんですけど、真ん中にいってしまって打ちやすいボールになってしまった」。9回裏に2死から1点差に詰め寄ったが、惜敗した。
愛知大会では3試合に登板。万全な状態ではない中、どうにか調子を上げようと試行錯誤を繰り返した。「故障とかじゃなくて自分が制球に苦しんで。力んでしまうとフォーム(の動き)が速くなって制球がばらついてしまう。ゆったり大きく投げることを意識するようにしています」。
甲子園での投球は「楽しかったです」と明かし、新チームに向けての目標を掲げた。「理想は1試合投げきるくらいの体力をつけたい。球速だけじゃどうにもならないと思うので、アウトコースの制球だったり、9回投げきるスタミナを伸ばしていきたいです」。中でも自慢の球種フォークは最速136キロを誇る。「(同世代の投手の中でも)一番背が高い(193センチ)と思うので、角度やフォークボールは負けたくないです。(フォークの球速は)140キロを超えたい」と誓った。

