1回戦で63年ぶりの白星を挙げた大社(島根)がタイブレークで創成館(長崎)を破り16強入りした。夏の選手権2勝は杵築中時代の1917年(大6)第3回大会以来、107年ぶり。同年は4強入り。その後、大社中時代の1931年(昭6)は1勝して8強入りしている。大社は3回戦で早実(西東京)と対戦する。

8回に追いつき3-3でタイブレークへ。10回表、敵失とセーフティースクイズで2点を勝ち越し。その裏を1失点に抑え世紀を超えた2勝目をつかんだ。

守っては1回戦で報徳学園を1失点に抑えたエース馬庭優太(3年)が粘りの投球。バックのミスもあり10回を4失点も2試合連続完投で勝利に導いた。

創成館は終盤に守備が乱れ2年連続の3回戦進出を逃した。

夏の甲子園はこれで16強が出そろった。3回戦(16、17日)の組み合わせは以下の通り。16強の内訳は東北が1、関東5、北信越1、近畿3、中国3、四国1、九州2。

【16日】

第1試合:広陵(広島)-東海大相模(神奈川)

第2試合:明徳義塾(高知)-関東第一(東東京)

第3試合:青森山田-石橋(栃木)

第4試合:霞ケ浦(茨城)-滋賀学園

【17日】

第1試合:智弁学園(奈良)-小松大谷(石川)

第2試合:京都国際-西日本短大付(福岡)

第3試合:神村学園(鹿児島)-岡山学芸館

第4試合:早実(西東京)-大社(島根)

◆107年ぶり夏2勝 大社は83年春に2勝しているが、夏の2勝は杵築中時代の1917年(大6)に行われた夏の第3回大会以来。第3回大会までに1大会2勝以上した8校のうち、その後に夏の大会2勝がなかったのは旭丘(旧愛知一中)と大社だけ。夏2勝以上のブランクで107年ぶりは最長となった。 ◆島根県公立校の2勝 春夏を通じ和田毅(現ソフトバンク)を擁した浜田が98年夏に2勝して以来。