創成館(長崎)は今春センバツ準Vの報徳学園(兵庫)を初戦で撃破した大社(島根)に、3-3で突入した延長10回タイブレークの末敗れ、2年連続16強を逃した。勝てば夏初の2勝だった。
先に2点を奪われて迎えた延長10回に、あと1歩届かなかった。1点を返してなお2死一、三塁の場面。6回に適時打も放っていた3番小森山が相手エースの縦に落ちる120キロスライダーに空振り三振してゲームセット。試合後は「2年半の成長を見せようと思ったが、自分の力が及ばなかった」と肩を落とした。
悔やまれるのは延長10回表に先手を取られたことだ。無死一、二塁で、相手6番が打ったゴロを、三塁を守る武富が「握り替えミスで引っかけてしまった。焦りがあったのかもしれない」と、まさかのセカンド悪送球。二塁走者に生還され、さらに1死二、三塁からスクイズで2点を勝ち越された。
8回もショートの適時失策とスクイズで追いつかれており、同じような失点パターンで自滅した。
それでも、3回に先制し、同点にされた6回に2点を勝ち越すなど意地は見せた。小森山は「最後ああいうゲームができ、2年半頑張ってきて良かった」と前を向く。6回から救援のエース村田は「甲子園でタイブレークも経験して、経験値では他の人が味わえないようなことを経験できたので頑張ってほしいです」と話し、後輩に今後の活躍を期待した。【菊川光一】

