智弁和歌山が星林を破り、2年連続17回目となる春の県制覇を決めた。これで春季近畿大会(24日開幕・さとやくスタジアム)出場が決定した。

「投手がゲームを作って守り勝つ『うちの野球』ができた」と中谷仁監督(46)。先発の和気匠太投手(2年)が3回無失点。3年生右腕の田中息吹投手と宮口龍斗投手も3回ずつ投げ、無失点リレーを達成した。

攻撃陣も、山田凜虎捕手(2年)が1点リードの3回2死満塁で走者一掃の左翼越え適時二塁打。「自分が打って流れを変えたい。チャンスは自信があった」と、2本の適時打を含む3安打4打点と集中力が光った。「いいところで打ちましたよね」と監督もねぎらった。

母の日の快勝に、「『いつもありがとう』と連絡したい」と笑みを浮かべた山田凜。名古屋市出身で、中学の昼食は、市の学校給食「スクールランチ」か弁当持参の2択で3年間後者を選択。母が作る弁当で食トレに励み、好物のハンバーグ入りの日は胸を躍らせていた。

無失点で決勝を終えたが「(4つの)四球がバッテリーの課題。修正して、近畿大会も優勝したい」とまだまだ先を見据えていく。