3季連続の甲子園出場を目指す天理が最速145キロのプロ注目右腕、新城楓雅投手(2年)要する奈良大付に逆転勝ちし、近畿大会出場にあと1勝とした。

先発でエースの最速144キロ右腕、長尾亮大投手(2年)が新城との投げ合いを制した。初回に1死一塁から長打を浴びて先制を許す展開。「安易に変化球でストライクを取りに行ってしまったところが未熟」と反省したが、その後は得点を与えず。5、9回と1死から2人の走者を背負ったが、無失点で切り抜けた。「調子は完璧ではなかった。悪い中でも粘り強く投げ切れたことは評価できるかなと思います」とホッとした表情だった。

今夏は救援で甲子園のマウンドも経験した。自己最速の144キロをマークしたが、納得のいく投球ではなかった。「甲子園では粘れなかった。もう1度レベルアップ目指してこの1、2カ月間取り組んできた」とエースナンバーを背負って秋は戦う。

新城との投げ合いには「これまでは向こうのほうが先発任されて投げきっているイメージがあったんですけど、投げ切れたことは1つの自信になりました」と9回5安打1失点で勝利に導いた。

前日27日には同校OBの日本ハム達孝太がプロ初完封。結果で確認したといい、「同じ天理高校の先輩として尊敬する部分もあります。すごいなと思いましたし、自分もレベルアップを目指してしっかりやっていきたい。行けるのであれば自分の中でもプロに行きたい」と励みに変える。

これで4強に進出。近畿大会出場へはあと1勝とした。「チームとしても気を緩めず、1試合1試合レベルアップして近畿大会出場とセンバツ出場を目指して頑張りたい」と力を込めた。