<高校野球鹿児島大会:大島5-3鹿児島南>◇15日◇2回戦◇鴨池市民

 21世紀枠でセンバツ出場した大島が、逆転勝ちで初戦を突破した。

 同点の3回、無死三塁から2番武田翔吾内野手(3年)が、逆らわず左翼前へ勝ち越し適時打。6回にも4安打を集中し3点を奪った。

 渡辺恵尋監督(46)は「エラーがでなかったのがよかった。甲子園、聖地でプレーしたという経験は大きいですね。夏は自分たちの力で行きたいと思っています」。夏出場となれば鹿児島の離島勢では初の快挙となる偉業へ好発進だ。