<高校野球神奈川大会:東海大相模19-0逗葉>◇16日◇2回戦◇サーティフォー相模原球場

 東海大相模が、5月29日に死去した東海大系列野球部名誉総監督の原貢氏(享年79)の「打ち勝つ野球」を継承し、19-0で5回コールド発進を決めた。

 初回に5安打を集中し4点を奪うと、2回に千野啓次郎内野手(2年)の3ランなどで6点を追加。猛攻は止まらず3回に3点、4回には豊田寛外野手(2年)に満塁弾が飛び出るなどして6点を加え、一方的な展開で勝利を収めた。

 門馬敬治監督(44)は「どんな大会でも初戦は重いものがあります。その意味ではいいスタートが切れました」と、振り返った。