<高校野球宮城大会:利府3-2東北>◇18日◇準々決勝◇コボスタ宮城

 5年ぶりの甲子園を目指した東北が、準々決勝で姿を消した。

 初回に失策と四球が絡んで先制を許し、追いついても引き離される展開。2-3の8回には無死二塁の好機をつくったが、後続が連続三振で断ち切られた。

 我妻敏監督(32)は「走塁、バントを含め、攻撃において鍛え方が足りなかった。まだ弱かったということです」と肩を落とした。

 東北の敗退で、12年ぶりに4強すべてを公立校が占めた。