第95回全国高校野球選手権大会(8日開幕)の出場校の甲子園練習が2日、始まった。

 父が躍動した舞台に息子が立った。69年夏に準優勝した三沢(青森)のエース太田幸司氏(61)の長男で福知山成美(京都)主将の太田幸樹投手(3年)が、マウンドに立ち投球練習した。10球程度投げた太田は「投げやすいマウンドだった。父の準優勝を超えられるように、1戦1戦頑張りたい」と笑顔。スタンドから練習を見守った父幸司氏は「楽しんでやってくれれば」と、エールを送った。