中日は巨人との接戦を制して、2カード連続の勝ち越しを決めた。5位広島が敗れたため、今季初めて最下位を脱出した。「塩むすび」発売後は4勝1敗と好調を維持している。

先発した大野雄大投手(37)が7回無失点で今季4勝目。これで22イニング連続無失点、自身3連勝と安定した投球を続ける。けん制で走者を刺し、投直併殺も完成させるなど、好守も光った。「取るか、取らへんかで全然その後の投球が違いますから。普段からも練習しているので」と37歳左腕。7回は2死から一、二塁のピンチを招いたが、粘って巨人打線を封じた。

注目の「88年世代対決」では、巨人田中将大投手(37)との投げ合いを制した。「数少ない同級生。マー君はすごいピッチャーなので、同じ土俵に立てていることがうれしい」と笑顔で振り返った。これで同学年投手との対決は通算7勝7敗の五分となった。

打線は2回に田中幹也内野手(25)の適時打で先制。5回にも追加点を奪い、田中将を5回4失点で降板させた。

井上一樹監督(54)は「今年の大野はすごく安定感があってなんとかしてくれるだろうという信頼感がある」と評価。最下位脱出については「今はまだ一つずつ、目先の試合をという形です」と話した。