第96回全国高校野球選手権宮城大会(7月5日開幕)の組み合わせ抽選会が26日、行われた。昨年準優勝の柴田が同じノーシードから悲願の初優勝を目指す。

 柴田が1年前の雪辱を果たし、甲子園切符をつかみ取る。初戦の2回戦で大崎中央との対戦が決まると、宗方直輝主将(3年)は「向かっていく気持ちで1戦1戦全力で戦いたい」と表情を引き締めた。昨年は11年ぶりに決勝進出も仙台育英にサヨナラ負け。宿敵とは今年も決勝まで顔を合わせない組み合わせになったが「(ほかにも)強いところが並んでいますから」と気負いは見せなかった。

 右腕佐藤大地(3年)が右手尺骨骨折を乗り越えて復調した。エースを軸に2人の左腕が控える投手陣をチーム全体でもり立てる。昨夏の一塁から捕手にコンバートされた宗方は「投手陣をしっかりリードしたい。そして、きっかけを作れるような打撃で引っ張らないと」。打っても主軸の大黒柱は「宮城で優勝して甲子園でベスト4」というチーム目標も明かした。

 仙台6大学春季リーグを制し、大学日本代表にも選ばれた仙台大・熊原健人投手(3年)、昨年悔し涙を流した同・岩佐政也投手(1年)らOBが22日に学校で一緒に汗を流し、激励してくれた。「先輩が活躍しているし、自分たちも頑張らないと」と宗方。今年もノーシードから宮城の頂点にチャレンジする。

 ◆柴田13年夏VTR

 エース岩佐を中心に準々決勝の宮城農戦まで4試合を22得点2失点で勝ち上がった。準決勝の仙台三戦も6-3で制して11年ぶりの決勝へ。初の甲子園をかけた仙台育英戦は1回表に5点を奪ったが、ほぼ1人で投げ抜いてきた岩佐が中盤以降追い上げを許し8回に追いつかれる。9回は四死球に敬遠などで二死満塁となり、押し出し四球で5-6とサヨナラ負けした。