<高校野球福岡大会>◇21日◇5回戦

 鞍手が九産大九州の終盤の追い上げをかわし、8-6で6年ぶりの8強に進んだ。1回表1死二、三塁で4番藤村勇希(3年)の右前打で2点先制。2回にも1番長谷川広志(3年)の2ランが出て、勢いづいた。山部和範監督(32)は「チーム結成以来、ベスト8がスタートラインだと言い続けてきた。これで、やっとスタートに立てた」と、うなずいた。