<高校野球北神奈川大会:川崎北10-0秦野>◇13日◇1回戦
県立の星が好発進だ。川崎北(北神奈川)が秦野を10-0の6回コールドで破り、2回戦に進出した。
1度点火した打線は手が付けられない。初回に3長短打で3点を先制。5-0で迎えた6回には、3四死球に4本の長短打を絡め5点を奪い一気に勝負を決めた。9安打10得点。佐相真澄監督(49)も「春先からビッグイニングが出るようになった。打線がつながりましたね」と選手の集中力に満足そう。9安打のうち初球狙いが2本、2球目が6本と「好球必打」の積極策だった。
「学校は県立、野球は私学」が合言葉だ。4年前に中学軟式野球の指導者として全国大会出場経験のある佐相監督が就任した。「強豪私学に勝つには大量得点が必要」(佐相監督)と練習の7割を打撃練習に費やす。昨秋は桐蔭学園など強豪校に自慢の打撃で打ち勝ち、県大会4強入り。一躍注目校となった。
織田慎太郎(3年)と白井綾(3年)は中学時代、軟式野球の全国大会で優勝したバッテリーを組んだ。この日は2人で4安打4打点の活躍。白井は「県立で私立を倒して甲子園に行ったらかっこいいじゃないですか」と川崎北を選んだ。甲子園までの道のりは長いが、自慢の攻撃力で北神奈川に旋風を巻き起こすつもりだ。【横山元保】


