<高校野球静岡大会>◇22日◇4回戦
常葉学園菊川が6-3で東海大翔洋を破ってベスト8に勝ち進んだ。常葉学園菊川のラッキーボーイが、県内屈指の左腕・小島を攻略した。8番沢崎竜基右翼手(3年)は1点を追う4回表に右翼線へ同点二塁打、8回にも同じ打球でダメ押しの2点適時二塁打を放った。チーム最多の3打点は徹底的な右方向への流し打ちから生まれ「練習通りにできた」と胸を張った。森下知幸監督(49)は「今日はあの子がラッキーボーイ。運があったなぁ」とうなずいた。
運の極め付きが7回だった。再び1点を追う7回表1死一塁に三塁線へ際どいバントを試みた。50メートル6秒0の足に焦った小島の悪送球を誘い、秋利雄佑二塁手(3年)の勝ち越し2点適時三塁打などにつなげた。フルスイングが持ち味の菊川打線では珍しいバントだが「足が取りえなので、出塁しないと始まらない」とコツコツ続けた練習の成果だった。2年ぶりの県制覇へ、第1の難関を突破。「夏は何があるか分からない。しっかりやっていきたい」と気を引き締めた。


