ロッテ打線が初回に爆発した。

 先頭の大嶺翔が二塁打で出塁すると、新外国人のサントスが得意の送りバントで1死三塁。3番清田育宏外野手(31)が内角低めの直球を中前にはじき返し、先制した。5月27日オリックス戦以来の適時打に「打ったのはシュートです。1、2番でいい流れを作ってくれたので、自分も流れに乗り遅れないように、先制のチャンスで打つことができて良かった。何とか、カードの頭を取りに行きたい」と話した。

 さらに連続四球で1死満塁とすると、根元俊一内野手(33)が右前に2試合連続となる適時打を放った。「打ったのはスライダーです。いい流れで打たせてもらいました。本当にそれだけです。イケイケでいけました」。

 三木の左犠飛で3点目を奪うと、8番吉田裕太捕手(25)が、右中間にエンタイトル適時二塁打を放った。「打ったのはカットボールです。打てて良かったです。まだ初回終わったばかり。油断はできない。しっかり守備に集中してやっていきたい。相手もいい打線ですので」と気を引き締めていた。