ソフトバンク工藤公康監督(54)が6月30日、Koboパーク宮城での楽天戦を前に福島・南相馬市の田林信哉副市長(34)らの表敬訪問を受けた。

 工藤監督が11年の評論家時代、ゴーゴーカレーグループ、日刊スポーツ新聞社と東日本大震災復興支援プロジェクトに取り組んで、義援金の一部を南相馬市に寄付。同市の北新田運動場のバックネットやダッグアウト建設などを支援し、今年10月に完成予定となった。田林副市長は「運動場は少年野球に使われます。子供たちが思い切り野球をやれて、夢を追いかけられる。本当にありがたいです」と感謝の気持ちを伝えた。工藤監督は「少しでも子供たちの役に立てたのなら、うれしいです。機会があればオフにグラウンドにも行きたい」と話した。