マーリンズは3日(日本時間4日)、球団側が選択権を持っていたイチロー外野手(44)との来季契約を更新しないことを発表した。

 FAとなったイチローの国内の古巣であるオリックスは、今後の動向を従来と変わらず注視していく。

 球団幹部は「本人が海外で全うすると言っている以上、現時点でこちらからどうこうすることはない。今年に限らず、彼のことを見続けている。それに変わりはない。日本に戻るならオリックスが最適な環境にある」とのスタンスを示した。球団はこれまでにも宮内オーナーを筆頭として、日本復帰の場合はオリックスでプレーしてもらいたい希望をイチロー本人に定期的に伝えている。