メジャー公式サイトは16日(日本時間17日)、マーリンズからFAとなったイチロー外野手(44)が今季、日本球界に復帰する可能性があると報じた。あくまでメジャー球団からオファーがない場合だが、代理人のジョン・ボッグス氏が示唆したという。過去に例がないほど動きが遅い移籍市場の中、イチローはメジャー18年目の新天地を見つけることができるのか。00年以来となる日本復帰はあるのだろうか。

 オリックス福良監督がイチローの活躍に太鼓判を押した。前日16日に神戸でトレーニングをするイチローと1年ぶりに対面。「去年よりいい。1年でも長くやってくれたら。あの動きを見ていたら全然出来る」と絶賛した。オリックス復帰の可能性については「イチローの気持ちが一番大事じゃないかな。第一はメジャーでしょ。出来る限りやってという気持ちは強い」と話した。西名球団名誉会長は「こちらとしては変わらない」と受け入れる方針をあらためて示した。

 また、中日の西山球団代表は「どの選手も調査はする。全部調査します」と、地元愛知出身のスーパースターの動向を注視しながら調査を進めていく意向を示した。