ヤクルトのスタッフ会議が23日、都内の球団事務所で行われ、小川淳司監督(60)をはじめ1、2軍首脳陣らが出席した。2月1日からの春季キャンプの1軍(浦添)と2軍(西都)のメンバーの振り分けなどについて話し合った。

 ドラフト入団選手は、1位村上宗隆捕手(17=九州学院)と同5位金久保優斗投手(18=東海大市原望洋)の高校生コンビ以外の6選手は1軍スタート。昨季はケガで離脱していた川端、畠山、雄平が1軍メンバーに入った。昨年10月に右肘の疲労骨折の手術をしてリハビリ中の小川と星は、2軍で段階を踏むことになった。

 猛練習を実施した昨秋キャンプと同様にウエートトレーニングを課し、バットを数多く振り込む日々となる。新任の宮本慎也ヘッドコーチ(47)は「春はチームプレーの練習やゲームも入るけど、実戦が入らない日は追い込んでやらせましょうと。練習量は昨年の春よりは増えるけど、秋(キャンプ)もやっているので。(宿舎に)帰るのは遅いでしょうね。報道を見ると選手も頑張っている雰囲気があるので、期待しています」。小川監督も「全部ひっくるめて全力プレーを見せようということ。どんなことにも執念を持ってプレーする。とにかく練習からきびきびしたプレーを見せてほしい」と期待した。