東京6大学リーグの法大・森田駿哉投手(3年=富山商)が24日、関東学院大との今季初の対外試合に登板した。

 9回から登板し、1回を無安打無失点。最速141キロをマークした。1年春の慶大戦で開幕投手を務め、6回無失点の好投で白星を挙げた。将来を期待されたが、その夏に左肘を痛め、リハビリに専念。保存療法を選択したが完治せず、昨年2月に手術を受けた。

 高校時代は日本代表に選出され、ドラフト上位候補にも挙がった好左腕。プロ志望届は提出せず、法大へ進学した。故障前には最速148キロをマークするなど、本格派左腕の呼び声も高かった。ケガからの復活を目指す森田は「優勝することが目標。チームの力になれるように頑張りたいです」と意気込んだ。青木監督は「今日は緊張もあったと思います。ブルペンではもっと良かったですから。実戦で投げられたことが収穫ですし、(復活への)第1歩」と評価した。