西武の1番秋山翔吾外野手(30)が、“天敵”巨人菅野から先頭打者本塁打を放った。

 1回無死、149キロの外角高め直球を左翼席に運び「いいピッチャーなので、いい準備をして打席に入りました。先制できて良かった」と言った。

 対菅野は、昨年までの通算打率13打数1安打の7分7厘。13年5月18日に安打を打って以来、1犠打を挟み12打席連続凡退だった。5年、13打席ぶりの安打が、値千金の10号先制ソロになった。

 4回2死一、二塁からは内角高めのスライダーを右翼線に運ぶ適時二塁打。「狙ったボールを仕留められて、追加点になって良かったです」と言った。

 6回の第4打席では場内アナウンスで「源田」と呼び間違えられるハプニングもあったが、3安打2打点で存在感を発揮した。