一般の部は愛知アドバンス(愛知・碧南市)が神龍(東京・世田谷区)に14-2で5回コールド勝ちし、9年ぶり8度目の優勝を飾った。
前回決勝でダラーズ(石川・白山市)に悔しい逆転負けを喫した愛知は、1回表に敵失で1点を先制。2、3回にも1点ずつ追加すると、4回表には3番松村彩二塁手(25)の右越え2点二塁打などで3点を加えた。さらに5回表に9番藤田千晶中堅手、片桐あすか捕手の高校2年生コンビの連続二塁打などで一挙8点を奪った。
守ってはエース鯉江礼子(28)が、4回裏に2失点したものの力投。その他の回は得点を許さず、MVPに輝いた。
愛知は高校生ながら主将を務める片桐がチームをけん引した。「1番打者として必死に塁に出た」という片桐。「高校生を大人の人が支えてくれてチームワークが良い。去年負けて悔しい思いをしたので1年間練習した。来年も勝ちたい」と笑顔を見せていた。
<一般の部>
【準決勝】愛知アドバンス7-5千葉マリンスターズ、神龍8-7パラドックス
【決勝】
愛知アドバンス
11138=14
00020=2
神龍
~5回コールド~