プロ野球ドラフト会議が25日行われ、新潟医療福祉大・漆原大晟投手(4年)がオリックスの育成1位に指名された。

新潟医療福祉大の右腕・漆原の名前は、オリックスの育成1巡目で告げられた。口を真一文字に結んで、指名された喜びをかみ締めながら会見に臨んだ。「向上心と反骨心で頑張りたい」と育成から支配下登録選手に、はい上がる決意をすでに固めていた。佐藤和也監督(62)は「何とか念願のプロ入りがかなった。育成ではあるが、実力をつければ十分やっていける世界」と期待した。「まだまだ、発展途上。指名はうれしかった」と話した漆原は「高いレベルの野球を経験したい。やっていける自信はある」と力強く言った。