7回1失点の阪神メッセンジャーに負けじと、自慢のブルペンが勝利を呼び込んだ。8回からジョンソン-ドリス-能見-桑原の継投でツバメ打線を封じ込めた。

8回。相手1番からの好打順に相対したのは、新戦力のジョンソン。バレンティンへの与四球などで2死一、二塁のピンチを背負うも、雄平を遊飛に抑えた。球場全体を揺るがす阪神ファンの応援を初めて経験し「最高です。すごいパワーになる」と実感した。

同点の9回に登場した守護神ドリスは完全投球。延長10回は能見が2死一、二塁を無失点で切り抜け、延長11回は桑原が2三振を奪う圧巻の投球で締めた。「試合自体がいい試合だったので、勝てたことがよかった」とドリス。全員の力投が報われた開幕になった。