日本ハム清宮幸太郎内野手(19)が14日のイースタン・リーグ、ロッテ戦(鎌ケ谷)で実戦復帰することが7日、分かった。DHでスタメンの予定。3月5日に右手有鉤(ゆうこう)骨の骨片摘出手術を受け、2年連続で開幕1軍を逃した。実戦まで3カ月の予定だったが、ここまで順調にリハビリのメニューを消化。いよいよ舞台へと戻ってくる。

    ◇    ◇    ◇

<清宮の今季道のり>

◆侍内定 昨秋キャンプで痛めた右手首の状態を考慮しながら、2月のアリゾナ、沖縄・名護キャンプをこなし、同18日に発表の日本代表メンバーに初選出された。

◆オープン戦初本塁打 3月2日DeNA戦(札幌ドーム)で、左腕石田からオープン戦初アーチをマークした。

◆負傷 同3日DeNA戦(札幌ドーム)の4打席目でファウルチップした際、右手首を再び痛め、打席の途中で交代した。

◆診断 同4日、都内の病院で右手有鉤(ゆうこう)骨の骨折と診断される。選出されていた侍ジャパン入りを辞退した。

◆手術 同5日、都内の病院で折れた骨片を摘出する手術を受けた。球団が試合復帰まで約3カ月の見通しと発表した。

◆リハビリ開始 同12日、千葉・鎌ケ谷でリハビリを開始。4月23日、室内でのフリー打撃を再開。今月3日には屋外でもフリー打撃を始めた。