阪神は2試合連続で「マルソラ」の4、5番コンビが勝利に貢献した。8回に先頭のジェフリー・マルテ内野手、ヤンハービス・ソラーテ内野手がともに左前打で出塁してチャンスメーク。大山悠輔内野手の2点適時二塁打などこの回一挙4点の逆転劇につながった。

新オーダーが生まれた10日の広島戦でも新4番マルテが中前打、ソラーテが四球を選んだ後、大山の逆転3ランが生まれた。ソラーテの途中加入後、打順とポジションで試行錯誤する矢野監督は「こういういい結果が出ればね、こっちとしては固まりやすくはなってくるし。またバリエーションも増えると思うので。そういう効果は期待したい」と手応えを口にした。

▽阪神マルテ(8回先頭で左前打を放ちチャンスメーク) 最後のアウトを取られるまでわからない。昨日(10日)と同じで最後まで粘れた。(2安打に)いつも100%全力で。(4番でも)いい意味で変わらないです。

▽阪神ソラーテ(8回に左前打で出塁し、大山の適時打で一塁から激走しヘッドスライディング生還) 得点につなげたかったので一生懸命に走った。その前の打席で四球を選べていい形で打席に入れた。