5年ぶりの優勝を決めた坂本勇人内野手が、優勝会見で思いを語った。

「まあやっぱり4年間僕がキャプテンになってから優勝できないということは、本当にプロ野球人生の中でも一番苦しんだ。キャプテンになった時はそこまで重く感じなかったことなんですけど、優勝できない日々が続いて、どうやったらチームが勝てるんだろうとずっと考えながらやってたんですけど、やっぱり答えはなかなか見つからなくて。今年原監督が戻ってくれるということで本当に心強いという気持ちでシーズンに臨んでいたんですけど、本当に監督がね、選手を鼓舞して引っ張っていってくれることは一選手として非常に心強く思って、監督についていけばいい結果が出るのかなと思いながら、僕は選手を何とかプレーで引っ張っていきたいなという気持ちで1年間過ごしたシーズンでした」

優勝の瞬間については「今まで何度も優勝させてもらったことはありましたけど、自分がキャプテンになって立場も変わって優勝する瞬間というのは格別の思いで、自分が思っていた以上にうれしかったです」

主将としての苦労を背負いながら、野球でも結果を出した。

「それは僕自身力というよりも、本当に裏方さんのみなさんだったり、いろんな人の力があってこその数字だったり個人の成績だと思うので、本当に後ろで丸だったり和真もそうですけど、亀井さんが前で頑張っている姿を見て僕が何とかその間に入って、チームをいい方向に持って行きたいなというのが、周りの選手もそういうふうな気持ちで思わしてくれる選手がいたことが、今年の優勝につながっていると思います」