西武の19歳・平良海馬投手が、強打の山賊打線を封じ込めた。シート打撃に登板すると、源田と森を連続で二ゴロに打ち取った。押し込んだ直球はさらにギアをアップ。中村、外崎、栗山と3者連続三振に打ち取り、主力5人斬り。

最速158キロ右腕は「真っすぐでファウルや空振りを取れていた。変化球が入らなかったので、修正していかないといけない部分」と好結果にも課題を挙げて引き締めた。

夏場から中継ぎとして頭角を現し、高卒2年目とは思えないほど堂々たる投球を披露してきた。初めてのCSにも「いつも通りやれたらいい」と物おじはしないが準備に余念がない。「相手がどちらがくるか分からないけど、打者をイメージしながら投げた。特に右の1発があるバッターをイメージ」と楽天浅村やソフトバンクのグラシアル、デスパイネら難敵を想定。万全の態勢で大舞台に臨む。