巨人菅野智之投手(29)が7日、6日に死去した金田正一氏との思い出と感謝の気持ちを語った。

この日、川崎市のジャイアンツ球場での練習後に「僕は気に掛けてもらっていたので、いろいろな話をしてもらったし、食事にも連れていってもらった。雲の上のような存在でもありましたし、意外と僕たちに近い目線ですごく歩み寄って話をしてくれたのが印象的。とてつもない記録ですけど、少しでも近づいていきたいです」と話した。

数ある思い出の中でも、心に刻まれた金田氏の言葉は「僕が勝てなかった年に『人の力に頼るな。自分の力で』と言われたのをすごく覚えています。それくらい、絶対的な力をつけろという意味だったんだと思います。話してもらったことは数え切れないですし、(金田氏の教えを)後輩たちに伝えていきたいです」と話した。