オリックスが7日、長村裕之球団本部長(60)が11月1日付で退任すると発表した。88年に阪急で引退後はオリックス1、2軍コーチやフロントで編成業務に携わり、16年途中から編成部長に復職して17年に日本ハムからFA宣言した増井の獲得などに尽力。

今季は5年連続Bクラスの6位に終わり、「責任感と覚悟を持って常時、上位争いのできるチーム作りを目指してきました。勝敗の結果が問われる世界ですから、総合的に判断してけじめをつけるときと感じ、辞職を願い出ました」と語った。今後は球団の執行役員を務め、12月末で退団する。後任は森川秀樹球団本部長補佐(59)が務める。