腰痛で離脱中の巨人菅野智之投手(29)が、11日のCSファイナルステージ第3戦で先発復帰することが7日、有力となった。

屋外で離脱後初となる投内連係のノックを受け、ダッシュ、マシン打撃などで状態を最終チェック。「明日から合流します」と話し、予定通り8日の全体練習から1軍に合流する。

調整メニューから、CS先発ローテが浮かび上がった。4日にシート打撃に登板。5イニングを想定し離脱後最多の64球を投じた。2日後の6日は休養に充て、中6日時の流れで調整を進めているとみられる。また、9日初戦に先発予定の山口が登板2日前、10日第2戦予定のメルセデスは登板3日前となるこの日、それぞれブルペン入り。桜井、高橋は負荷の大きいランニングメニューを行った。ともに12日の第4戦以降を見据えた調整を消化。レギュラーシーズン中と同じ過程で、各投手が登板予定日へ調整を進めた。

宮本投手総合コーチが「投げられる状態であるから(1軍に)来ると思う。僕は前向きに話し合いたい」と言うように、菅野は8日に首脳陣と話し合いの場を持ち、登板可否を最終決定する見込みだ。