巨人菅野智之投手(30)が11日、川崎市のジャイアンツ球場でブルペン入りし、50球投げた。11日のクライマックスシリーズファイナルステージの第3戦(東京ドーム)で先発予定だったが、9日のブルペン投球後に登板回避を自ら申告。「現時点では大事な試合では結果を残せないと思った。決まった以上は次のステップに向けて、投げられる、投げられないは別にして、チームで戦っている以上は自分も最後までファイティングポーズは取りたいです」と話した。日本シリーズでの復帰を目指し、調整を進める。

この日の練習前には、30歳の誕生祝いにサプライズでルーキーの松井からバースデーソングが贈られた。「年々、実感はなくなってます。あまり気持ちいい誕生日ではないですけど。しっかり今年のことを反省して、(30歳を)いい年にしたいと思います」と話した。