10日のクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第2戦で右顎下を負傷したソフトバンク高谷裕亮捕手(37)が11日、元気に試合前練習に参加した。

第2戦の4回2死、西武メヒアの高く上がった邪飛を追い、西武ベンチ付近の鉄製の棚に右の首からぶつかり出血。試合中に東京都立川市の病院へ行き、6針縫った。この日右顎下には大きなばんそうこうを貼って登場した。

練習前、出血時にタオルを借りた西武ベンチへあいさつにいった高谷は、前日に激突した鉄製の棚がさっそく撤去されていることを確認。ニコリと笑い「犠牲になりました」と、球場がより安全になったことを喜んだ。