阪神浜中治打撃コーチ(41)が今季限りでの辞任を申し入れたことが14日、分かった。公式戦の打撃不振の責任をとる意向だとみられる。

15年に阪神復帰。矢野体制1年目の今年は打撃のメイン担当として大山ら右打ちスラッガーの強化にあたり、来季は2軍打撃部門に配置転換される方針だった。球団首脳は「辞意を表明されたことは事実ですが、まだお預かりしているのが現状。かなりご意思は固かった」と説明。CS敗退した前夜、同コーチは大山について「(DeNA)ロペスに次ぐ2番目の勝利打点の多さ。自信につなげてもらいたい。もっともっとできる」と話していた。