阪神矢野燿大監督が、11月の安芸秋季キャンプの課題に打撃と守備の重点強化を挙げた。「よくなかったところは、ある程度、はっきりしている。もっと点を取ったらとか、もっとエラー少なくとか。プロとして当たり前のこと。秋のキャンプで、もちろんやっていくべき部分」。

その他の一問一答は以下の通り。

-若手の競争を求める

それは春から、キャンプからずっと言っている。チームが強くなるためには、競争がないとチームは強くならない。もっともっと活性化していけるように、俺もしたい。そこは必要。

-フェニックス・リーグに行く選手もいる

おるよ。すぐというか何日かは休ませるけどね。

-実戦を通じて続きを

今のままでいい選手、シーズン通してある程度やった選手はちょっと休みたい、これだけ緊迫した中で戦ってきて休みたいのはある。中途半端な気持ちで行ってケガしても困る。ある程度ちょっと休んで行かせるヤツは行かせる。投手は交代で行く部分もあるし、相談しながらに決める。

-大山はメンバーか

ここまで来たからね。最後の方まで来たからここから1回休んで、また行くことになったらすごくロスがある。ロスがあるというか、また…。フェニックスに行くことも大事だし…。行かせると言えば納得するんかもしれんけど、そういうことじゃない。

-13日の試合後のミーティングで話したことは

ここまで来られたのはすごくファンも喜んでくれた。俺もファンを喜ばしたいと言っていて。ファンがここまで来た俺らのプレーを見て何を喜んでくれたかは、戦う気持ちと姿勢を見て、結果が伴ってのプロ。その姿勢と姿が多分、画面越しにも見えたり、何か伝わった部分があったからこそ、ファンの人は「タイガースいいぞ!」とか、ある試合では「感動した」とか言ってくれたと思う。ただ、ここまで来れて、よう頑張ったってことだけではない。