今季国内フリーエージェント(FA)権を取得した日本ハム中島卓也内野手(28)が1日、千葉・鎌ケ谷で会見し、権利を行使せずチームに残留することを表明した。

中島は「これまで考えて悩んだので、まずはほっとしたというか、気持ち的に楽になった気がする。このチームでもう1度優勝したいという気持ちがあったので、その中で残留決定につながった感じです」と話した。

今季は120試合に出場し打率2割2分、16打点。シーズン中盤から平沼や石井など、若手内野手の台頭もあり、出場機会が減ることもあったが、遊撃の守備位置はまだまだ譲らない覚悟だ。今季5位からの巻き返しへ、選手会長を務める男が来季も先頭に立ってチームを引っ張る。