日本ハム近藤健介外野手(26)が、自身初の2桁本塁打達成へ意欲を見せた。18日、ニッポンハムグループ「食とスポーツ応援アドバイザー」を務める縁で札幌市内にある山鼻南小学校を訪問。「食とスポーツ出前授業」にサプライズ登場した。小学生からは安打数ではなく、本塁打数の質問を受けて苦笑い。今季は2本塁打にとどまったが、来季は初の首位打者獲得とともに、子どもたちも求めるホームランの大幅アップも心に誓った。
◇ ◇ ◇
思わず、回答に窮してしまった。近藤を目の前にしてキラキラ目を輝かせる小学生から「ホームランを打ったのは、何回くらいですか?」と質問された。「何回くらい?」と聞き返して、言葉を続けた。
近藤 ホームランバッターって中田さんとか、ああいう選手。僕はホームランを打つバッターじゃないので。今年は2本しか打ってないんだけど、ヒットだったらいっぱい打ってるんだよね。ホームランの質問をされると、ちょっと困っちゃうんだよなぁ。
北のヒットメーカーは苦笑いを浮かべながら、丁寧に優しく答えた。この日は、スポーツ授業やウインナー手作り教室を2、3年生の104人と一緒に楽しんだ。元気いっぱいの小学生との交流を終えると、あの質問のことを思い返した。「ホームランは難しいので…。でも、やっぱり野球はホームランなんだなと思う」。子どもたちが期待しているのは、夢のある放物線なのだと再確認した。
今季は2本塁打にとどまった。「打撃の状態もよくなかった」とキャリアハイとなる昨季の9本塁打から減少した。来季へ向けては「10本近く打てれば」と見据える。大目標は「(本塁打)0本でもいいので、首位打者が取りたい」とぶれないが、安打の延長線に本塁打はある。
シーズンを通して打撃の状態をキープすれば打率は目指す3割5分に近づき、アーチ数も自然と増えるはず。そうなれば、子どもたちはもちろん、チームにとっても喜ばしい結果が待っている。【木下大輔】



