日本ハム大田泰示外野手(29)が三度目の正直で球宴初出場を目指す。18年から2年連続プラスワン投票で選ばれるも、相次ぐ故障により辞退している。「ファンの方に申し訳なかった。選んでもらっていて出られないのは、自分的に悔しいし選ばれた責任を果たせていない」。悔しさを糧に、来季を見据えている。

球宴初選出だった18年は左手小指骨折、今季は腰痛で涙をのんだ。球宴への思いは人一倍、強い。「状態も良く、堂々と出られるように。そのためにはチームが勝ち続けて良い戦いが出来るようにしないといけない」と、早くも息を巻いている。

手応えを、来季につなげる。11年目の今季は132試合に出場し、打率2割8分9厘、20本塁打と、ともにキャリアハイの数字を残した。「ファイターズに来て、充実度は増している。まだまだ自分的にも結果を残せる」と確信している。来シーズンは東京五輪の影響で、開幕時期が早まるが「イレギュラーな日程だけれど早く仕上げて、焦らずにケガしないようにしたい」と見据えた。

年末年始は、休むことなく体を動かす予定。「来年に対する自覚、気持ち的にも年々増している。今年のことは忘れて、来年を見ていきたい」。悲願の晴れ舞台を夢見て、新たな年を迎える。【田中彩友美】