日刊スポーツではロッテの怪物ルーキー佐々木朗希投手(18)のキャンプ密着企画「ROKI MANIA」を連日お届けします。数字に特化したミニコーナー。今日の数字は「42センチ」です。

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取材研修で石垣島を訪れ、ロッテ担当の先輩に「朗希の取材を」と命じられた。身長148センチの記者が190センチの朗希の横に立つと、肩どころか、胸元の高さにも届かない。写真で見ると自分の2倍あるのでは? と感じた。

「明日はブルペン入り、次に向かうべきは?」。天井を見上げるくらい目線を上げて質問すると「明日は立ち投げなので、捕手を座らせて投げられるレベルに」と目を合わせて答えてくれた。朗希から見ると子どもを見るくらい低い目線だろう。サインを待つ子どもの目線になった気分だった。【加藤理沙】