今月12日に世界のトップを切って開幕した台湾プロ野球で楽天モンキーズが開幕から無傷の5連勝とロケットスタートを切った。

11、12日の試合が雨天中止となったが開幕戦となった15日の統一戦を乱打戦の末、延長12回、9-8でサヨナラ勝ちすると翌16日の同カードは15-3で圧勝。17日からの富邦との3連戦も3連勝した。

5連勝の要因は5試合で14本塁打を放ち50得点を奪った強力打線。中でも昨季の本塁打王、朱育賢内野手(28)は開幕戦でサヨナラ弾を含む3本塁打。2戦目も2本塁打を放つなど5試合で19打数12安打、5本塁打、10打点、打率6割3分2厘の3冠王と記録的な猛打でチームを引っ張る。

新型コロナウイルスの影響で無観客開催が続いているが、楽天はマネキン人形やロボットをスタンドに置いて「応援」。世界で唯一行われているプロ野球のリーグ戦を盛り上げている。

同球団は昨年9月に楽天に買収され、ラミゴモンキーズから名称が変更になった。