昨季8勝を挙げた巨人桜井俊貴投手（26）が18日、川崎市のジャイアンツ球場で2軍練習に参加した。

杉内2軍投手コーチが見守る中、ブルペンで座った捕手相手に110球を投じ「杉内コーチにアドバイスいただきながら投げました。内容は企業秘密です。球の強さに手応えをつかんでいます。開幕1軍に向けて向上心を持って、毎日過ごしていきたいです」と汗をぬぐった。

投手陣では、横川、田中豊、ディプラン、大竹、戸根、田原、畠、宮国、今村、与那原らも参加し、ランニング、キャッチボール、遠投、ノック、ブルペン投球などで各自調整。2年目の横川は「世の中が少しずつ動きだして、開幕を迎えられる日が近づいていると思うと、とても高ぶります。その中でも実戦が入ってきたときに、すぐにアピールできるように調整とか言える立場ではないので、必死に考えながら取り組めています」とコメント。ブルペンで座った捕手相手に50球投げ込んだ戸根は「開幕に向けて少しずつ動きだした感じで、近づいて来たという実感がします。ワクワクした気持ちで1日1日、目標を持ちながら過ごしていきたいです」と力を込めた。