ソフトバンクは「コロナ対策」を緩めない。これまで続けてきた自主練習は17日で終わり、19日からは午前と午後に分かれての投手野手合同の練習がスタートする。

福岡県での緊急事態宣言が解除され、新型コロナウイルス感染防止対策が新たな段階に入っているが、チームはこれまで同様、徹底したコロナ対策を行いながら練習をする。

球場入りの際の検温、体調の申告、手指の消毒を徹底することはもちろんのこと、監督および首脳陣、選手、スタッフいずれも「午前組」「午後組」をまたいで練習することは禁止とする。ロッカールーム、トレーナールーム、食事会場、シャワー室も複数設定して、人と人との距離を保つ。工藤監督も「まずは選手のコンディションが大事。厳しい状況ながら選手は体調管理をしっかりしてくれている」と評価している。NPBは6月中の開幕を目指しており、ソフトバンクも心身ともに「緩む」ことなく前へ進む。