阪神岩貞祐太投手(28)が、正式に決定した6月19日の開幕に闘志を燃やした。

この日甲子園での集合練習後に、オンライン取材に対応。

「(春季)キャンプからだいぶ時間がたちましたけど、ようやく日程が見えた。個人としてもチームとしても、気合を入れてやっていきたいと思います」。

この日はシート打撃に登板。マルテに四球を与えたが近本、ボーア、サンズ、梅野の主力打者を無安打に抑えた。岩貞は「ストライク先行で腕を振れた。自分の感覚としてはまっすぐがよかった。(打者からも)まっすぐは走ってると言われました。そこは自分の感覚と合ってるかなと思います」と手応えを語った。

今季のオープン戦と、その後の練習試合では5試合に登板し、いずれも中継ぎ。プロ初となる先発と中継ぎの両にらみのなか調整を進めていたが、今月23日に矢野監督が先発調整させる方向を明かした。「先発でやっていくと思います」と、左腕は気を引き締めた。