日本野球機構(NPB)がまとめた無観客での「春季キャンプの新型コロナウイルス感染予防ガイドライン」は、地域の医療機関に負担をかけないように監督、コーチ、選手だけでなくキャンプに関わる全ての関係者に感染予防の徹底を求めている。検温などの毎日の健康チェックや日常的なマスクの着用、小まめな手洗い、3密(密閉、密集、密接)の回避を求め、不要不急の外出や外食を控えるように呼び掛けている。

球場では動線を分け、ロッカールームやシャワー室などの時間差での利用や食事の際には距離を置いて対面にならないように座ることを推奨。体調不良者が出た場合の隔離部屋を各球場に設置する。練習中や試合中は、昨シーズン中と同様に素手でのハイタッチや握手、唾を吐く行為は禁止される。(共同)