オリックスのアダム・ジョーンズ外野手(35)が16日、春季宮崎キャンプに合流した。新型コロナウイルス感染拡大予防の2週間の隔離期間があけた後、2月1日から大阪・舞洲のキャンプに合流して体を動かしてきた。15日に宮崎入りし、1年ぶりの懐かしいグラウンドでチームメートに再会した。

その中には、ダイヤモンドバックスで1年間ともに戦った平野佳の顔も。2軍のグラウンドで、互いに笑顔を見せながら再会を喜び合い「アメリカではぼくがディナーに招待したから、今度は日本で神戸ビーフのディナーに招待してくれるのを楽しみにしているよ」と、ジョークをまじえて会話を明かした。

グラウンドでは早速、打撃練習に臨んだ。49スイングで柵越えはなかったものの、振りの鋭さと引き締まった体を披露。「いくら減量したかは球団との間の話にしておくよ」と具体的な数字は明かさなかったが「ウエートトレーニングや食事などを考えて、体を絞ってきた」と明かした。来日2年目については「チームが勝てば、いろんな問題が解決される。とにかくチームが勝つように、それに貢献していきたい」と語った。