ヤクルト高津臣吾監督は、阪神ドラフト1位の佐藤輝を、ゴジラ、イチロー級に警戒する。16日から神宮で阪神と対戦。

オープン戦打率3割7分、4本塁打、6打点の大型新人に対し「ゴジラやイチローに対したようにはなるだろうね。徹底してやっていかないと」と最大限のマークを予告した。

現役時代の記憶がよぎった。93年5月2日の巨人戦。ヤクルトの抑えとして9回に登板すると、打席にはルーキー時代の松井秀喜氏。“松井対策”として、ベンチからは内角直球で攻める指示が出た。結果的にはプロ初本塁打を献上。「打たれた本人が言うのもあれだけど」と笑うが、佐藤輝も匹敵する存在と認める。

26日からの開幕カードからは、バッテリーに直接指示を出す予定。そのために前哨戦でデータを収集する。「一発勝負じゃないし、長い目でいろいろ見ていかなきゃいけない。いろいろ対策を練って開幕に挑みたい」と強調した。

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